技術科におけるシステム思考を導入した思考力・判断力・表現力等の育成に関する研究
Project/Area Number |
15H00154
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育学Ⅱ(理科系)
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Research Institution | 熊本市立西山中学校 |
Principal Investigator |
内田 有亮 熊本市立西山中学校, 教員
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Project Period (FY) |
2015
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2015: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | システム思考 / 思考力・判断力・表現力等 / カード教材 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的は、中学校技術・家庭科技術分野にシステム思考を導入することにより、生徒の思考力・表現力・判断力等を育成することである。この目的に基づき、システム思考の導入方法や各種教材、カリキュラム等の検討を行い、今後授業で活用する上での検討事項等を明らかにすることとした。 研究方法は、これまでのシステム思考教材の導入方法を、生徒がより主体的に活用できる方法に改め授業実践を行い、その際の事前・事後調査により生徒の思考力等の変化を捉え、検討を行う方法をとることとした。 研究成果としては、思考力等が反映される生徒の「技術を適切に評価し活用する能力」が、事前は1名であったが、事後では43名と42名増加した。また、C判定に相当する回答(無回答含む)は、事前96名が, 事後41名と55名減少した。これらのことから、改善ワークシートを含めたカリキュラム等によって、生徒らはシステム思考のカード教材等により、課題に対してのヒントとして活用し、教師のカード教材の使用順序を組み込んだ授業構成等により、生徒自らの思考の視野を広げ、深められたことが明らかとなった。 検討事項としては、第1に、システム思考を導入したカリキュラム開発については、より生徒がカード教材使用の必要性に迫られるような場面設定を研究、開発し、より効果的な活用ができるようにすることである。またカード教材の概念を理解しやすくする教具や指導方法を新たに開発することである。第2に、本実践は1つの学年での実施であるため、例えば1年時にカード教材の理解、定着を行い、その上で継続して2年時に応用する等の実践を行い、このような場合の効果等を検証し、3年間を見通した系統的、効果的なカリキュラム開発を行うことである。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)