タブレット端末を活用した映像ワークショップによるキャリア教育実践に関する研究
Project/Area Number |
15H00216
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教育工学
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Research Institution | 松戸市立和名ヶ谷中学校 |
Principal Investigator |
髙瀬 浩之 松戸市立和名ヶ谷中学校, 教諭/教員
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Project Period (FY) |
2015
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2015: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | キャリア教育 / タブレット端末 / 映像資料作成 |
Outline of Annual Research Achievements |
中学校では、キャリア教育の一環として「職場体験学習」が実施され、近隣の事業所等に生徒を受け入れてもらっている。生徒は学校を離れて大人の世界に入り、実際の仕事を体験することができる。職場体験学習は、それぞれの仕事について知るだけでなく、コミュニケーション能力、粘り強さ、課題発見・課題解決能力、変化への対応力、協調性、段取りを組んで取り組む力などを身につけたり、労働者としての権利・義務、勤労観、職業観、倫理観など、キャリア全般について考えたりする機会にもなっている。 この「職場体験学習」に関連して、それぞれの事業所に対して「社会人へのインタビュー」を実施し、動画資料を作成することによって、社会人と交流しながらキャリア意識を育てること、およびそのための各種の調査を実施し、ノウハウを確立することが本研究の主題である。 本研究に先立って、中学生と大学生が協力して社会人にインタビューし、キャリアに関する映像作品を制作することを通じて、キャリアに関する考えを深める予備的実践研究を参加希望生徒のみを対象として行った。本研究では、さらに対象生徒を学年全体に広げて、上記の方法が有効であることを実証するための実践に取り組んだ。 研究の本来の対象者は中学校2年生であったが、研究者が配属された学年が1学年であったため、まず1学年の生徒を対象に、インタビューの方法や動画の編集の方法について学習し、実際に効率的に動画資料を作成するためのノウハウも確立した。その後、2年生の職場体験学習に関連した実践を計画していたが、担当学年が異なることから十分な実践には至らず、次年度以降の実践において検証することとした。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)