Project/Area Number |
15H00227
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教育工学
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Research Institution | Gifu National College of Technology |
Principal Investigator |
佐藤 昌彦 岐阜工業高等専門学校, 技術室, 技術専門職員
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Project Period (FY) |
2015
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2015: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 実習 / シーケンス制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
本校で行っているシーケンス制御実習は、講義・演習・体験・問題解決等の学習が含まれるため、従来よりアクティブラーニングである。今までの学習方法に加え、グループ・ディスカッション、グループ・ワークなどの手法を取り入れる。学習者がより楽しめ、学生と教員が「学ぶことの楽しさ」を共有できるような方法を本研究にて開発し、計画(plan)・実行(do)・確認(check)・改善(act)のPDCAサイクルにより、学生自身が学習成果をレベルアップしていく高度化されたアクティブラーニングに再構築することを目的とする。 現在のシーケンス制御実習では6~8名のグループに対し、本校に設置されているFAシステムを使用し、課題として与えたFAラインの運転計画を学生自身が作成するシーケンス制御実習を行っている。最終的な目標が「FAラインを完成させる」ことであるため、制御課題に自由度が少なく、全員が同じようなプログラム形式になる。今までは6~8名のグループ単位ではあるが、個人別のアクティブラーニングであった。 そこで本研究では、一軸ステージユニット・位置センサユニット・駆動ユニット・ハンドリングユニット・表示ユニット等の制御装置を製作した。制御装置の各ユニットを複数用意することにより、課題設定の自由度が増し、プログラム形式が無数に広がる。また、1つ1つのグループが学生同士で話し合い、PDCAサイクルにより課題設定の改善が行われ制御装置の作品レベルが高度化する。
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