○研究目的 本研究の目的は近年工場の自動化において用いられているシーケンス制御を誰にでも分かりやすく、実践的な入門教材を開発することである。 ○研究方法 研究方法としてはシーケンス制御の入門教材を開発・設計して一般の知人2人に協力してもらいベンチマークを行った。 ○研究成果 本年度は以下の(1)~(3)の研究成果を得た (1) シーケンス制御の未経験の人でも今回開発した入門教材を使い学ぶことで、シーケンス制御を行うだけでなく簡単な制御盤配線まで行うことができるようになるまでを確認できた。 具体的には一般家庭用コンセントACI00Vからスイッチング電源を利用して外部電源用のDC24Vを作ることや、シーケンサに直接100Vを投入してシーケンサ内部24Vを利用して制御盤配線することも可能になった。 (2) シーケンサ2種類(三菱製、IDEC製)を用意して知人にベンチマークを行ってもらうことにより、各メーカ・仕様の特徴を学んでもらうことができた。 具体的には三菱製シーケンサはAC100V電源で内部DC24V電源を使用して接点リレー型で制御盤配線・ラダー作成した。またIDEC製ではDC24V電源で接点オープンコレクタ型として制御盤配線・ラダー作成した。 (3) ラダー作成するためのソフトインストール方法からの手順を記すことで一般の知人2人にでも簡単に-からラダープログラムを作成することが可能になった。 ラダー作成に関しても 通常のラダープログラム方法以外にもブロックでプログラム作成するパターンを教えることで初心者により分かりやすい内容となった。
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