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防災・減災教育のための3Dムービーコンテンツ制作手法の開発

Research Project

Project/Area Number 15H00314
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 地球惑星科学
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

海田 俊輝  東北大学, 理学研究科, 技術一般職員

Project Period (FY) 2015
Project Status Completed (Fiscal Year 2015)
Budget Amount *help
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2015: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Keywords防災・減災教育 / 複合現実感 / 東北地方太平洋沖地震
Outline of Annual Research Achievements

●研究目的
自然災害を引き起こす原因となる自然現象(地震、津波、火山噴火、台風など)の発生機構を正しく理解することは、防災・減災を目指す研究のみならず、教育的・社会的にも大きな意義を有するものである。本研究では、映像表示技術の一つである複合現実感(Mixed Reality ; MR)を駆使して、地震学や火山物理学などの研究成果を的確に表示することにより、複雑な自然現象の発生機構について、専門家だけでなく一般の人々にも正しく理解してもらうための3Dムービーコンテンツ制作手法の開発をおこなう。
●研究方法
東北地方太平洋沖地震という未曾有のイベントをテーマとした3DムービーコンテンツをMRシステムで表示することを目標として、下記の研究をおこなった。
1)大地震発生前・発生時・発生後の震源・地殻変動・地震時すべり分布、地震時の強震動時空間変化ならびに津波シミュレーションを表示するプログラムを開発した。
2)これらのコンテンツを組み合わせて、地震前・地震時・地震後の一連の地殻活動の時空間変化を一巻のムービーに編集した。
3)一般の人々の理解を深めるため、ナレーション原稿を作成し、音声ファイルを付与したムービーを作成した。
●研究成果
本研究によって、直接に眼でみることのできない地球内部の現象について、3D映像と音声による教育用コンテンツの制作が可能となった。制作したコンテンツは、施設見学者(累計50名以上)に公開し実用性を確認できた。また、本研究の成果は、日本地球惑星科学連合2015年大会、サイエンスデイ、東北大学オープンキャンパス、片平まつりの展示用コンテンツ制作にも活用し、自然科学研究の進展や教育・普及にも有用であることが示唆された。今後の課題として、コンテンツ制作の簡略化ならびに各種コンテンツの充実に取り組む。

Report

(1 results)
  • 2015 Annual Research Report

URL: 

Published: 2015-04-16   Modified: 2016-12-27  

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