大衆化するシティズンシップ教育の複線化過程:米国1930‐40年代に注目して
Project/Area Number |
15H06021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
斉藤 仁一朗 東北大学, 教育学研究科(研究院), 博士研究員 (80756031)
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Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | カリキュラム / シティズンシップ教育 / アメリカ社会科 / アメリカ教育史 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度の研究実績は、以下の通り、【史料収集】【史料分析】【成果発表】の3つに分けて説明できる。なお、平成27年度の研究実施期間は9月~翌年3月までの半年間であった。そのため、研究実績の中心は史料収集であった。 【史料収集】(1)国内からの文献取り寄せで可能な範囲に限定し、1930~40年代に関する代表的なカリキュラム案、およびハロルド・ラッグに関連する史料の取り寄せを進めてきた。(2)11月に米国ルイジアナ州ニューオリンズで開催された全米社会科協議会の研究大会に参加し、関連図書・資料の収集を行った。(3)同時にニューオリンズの近隣の公立図書館を訪れ、現地の教育委員会関係の出版物やコースオブスタディに関する史料収集を行った。 【成果発表】(1)発表報告を、11月の日本社会科教育学会の研究大会で行った。この発表では、1920~40年代に活躍したハロルドラッグのカリキュラム論の意義に関する再解釈を行った。具体的には、ハロルド・ラッグが当時の学校教師の置かれた状況を考慮し、実情に応じたカリキュラム原理を提案しようとしていたことを指摘した。(2)その他、論文掲載として、日本社会科教育学会の学会誌『社会科教育研究』の第127号において、「生徒の多様化に対応するアメリカ社会科成立期のカリキュラム―NEAの社会科委員会報告書の分析を中心に―」という論文が掲載された。 【史料分析】(2)収集した史料の中で、特にハロルド・ラッグに関する史料の分析を中心に進めてきた。一部の成果は11月の学会発表で報告した。 本研究計画は、平成27年3月末で終了となるが、今回収集することのできた史料と得られた分析結果を踏まえて、平成28年度中に研究報告を行う予定にしている。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)