トンネル火災時固定式垂れ壁の煙抑止効果に関する研究
Project/Area Number |
15H06233
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social systems engineering/Safety system
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
清家 美帆 金沢大学, 機械工学系, 研究員 (70757244)
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Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | トンネル火災 / 固定式垂れ壁 / 煙 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者はこれまで,非常用設備・換気設備のない延長500m以上1000m以下の道路トンネルに対して天井に固定式の垂れ壁を設けることで,火災により発生した天井に沿って遡上する煙の抑止効果に着目し,避難安全性の向上を図るための立案を行った.そこで本研究では,立案した固定式垂れ壁の実現に向け,模型実験にて煙挙動の調査を行った.もし天井に固定式の垂れ壁を設けることで天井に沿って遡上する煙をせき止め,避難安全性を向上することができれば,非常用設備のない延長の短いトンネルに対する比較的安価な対策となり有望である. 1.実験模型トンネルの製作 実験模型トンネルは,実大に換算した際に長さ100mのトンネルを想定し,実験模型トンネルの材質は,断熱性の高いケイカルボードを用い,長さ10m,幅0.54m,高さ0.54m(実大換算長さ100m,幅5.4m,高さ5.4m)の1/10スケールの矩形トンネルを制作した. 2.シミュレーションによる実験ケースの絞り込みと試験的な実験 実験と並行してCFDシミュレーションを行い,実験ケースの絞り込みを行った.模型トンネルでの垂れ壁は天井から15cm,幅9cm(実大換算1.5m,幅0.8m)として作成を行った.実験計測機器である熱電対を製作し,垂れ壁がある場合とない場合とで熱気流の到達時間を計測し,熱気流抑止効果について試験的に実験を行った.なお,本申請テーマは若手研究(B)にて継続して研究を行う.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)