Project/Area Number |
15H06873
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Psychiatric science
|
Research Institution | National Institute of Radiological Sciences |
Principal Investigator |
久保田 学 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 博士研究員 (30760368)
|
Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2016-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
|
Budget Amount *help |
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
|
Keywords | ドーパミン |
Outline of Annual Research Achievements |
これまで合計18名の健常被験者に対し、ドーパミンD1およびD2受容体の機能を計測するための[11C]SCH23390と [11C]racloprideを用いた2種類のPET撮像撮像を取得し、またMRIの拡散テンソル画像(diffusion tensor imaging: DTI)を取得した。 得られたPET画像に対し、画像解析ソフトpmodを用いて前処理を行い、小脳を参照とした参照領域法を適用して受容体結合能であるbinding potential (BPND)を算出した。また得られたDTI画像に対し、画像解析ソフトfslを用いて前処理を行い、全脳主要白質線維の統合性の指標であるfractional anisotrophy(FA)を算出した。 これら2種類のPET画像により得られた線条体BPNDと全脳の平均FAとの相関を調べたところ、[11C]racloprideにより得られた線条体全体の平均BPND(D2受容体の結合能)と全脳平均FAとが負の相関の傾向(p<0.1)を示した。今後は、脳内のどの領域の白質線維の統合性と線条体におけるドーパミン受容体結合能とが関連を示すのか、脳局所領域にフォーカスを当てた解析を交えて詳細に検討する予定である。
|
Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|