Well-Beingの構造とメカニズムに関する実証的国際比較研究
Project/Area Number |
15J00504
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
橋爪 裕人 大阪大学, 人間科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 主観的Well-Being / 失業 / 非正規 / 流動化 / 脱埋め込み |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は、2015年SSP調査データと1995年SSM調査データの比較から、なぜ正規雇用の人だけが20年間で主観的Well-Beingが高くなったのかということに対して、文化活動の面からアプローチを試みた。「従業上の地位と主観的well-Beingの連関メカニズム--なぜ、正規の心理的メリットは生まれたのか」というタイトルで報告を行った。現在、書籍刊行に向けた原稿を執筆中である。 そして同じく2015年SSP調査データを用いて、長期失業と離職の経験が現在の主観的Well-Beingを低下させるのか検討した研究も行っている。これは欧米において検討されている、Scar Effectを日本においても検討するものである。研究の基礎的な段階について「主観的Well-Beingに対するScare Effectの基礎的検討--過去の失業経験と離職回数の効果から」というタイトルで報告を行った。 また、2015年SSM調査の職歴データを用いて、失業や非正規を経験した時代を特定することで、失業・非正規経験の効果についてさらに詳細な分析を行っている。研究の基礎的な検討段階において、「失業・非正規経験が主観的Well-Beingに与える長期的影響の検討」というタイトルで報告を行った。 さらに、JLPSパネルデータを用いて「非正規・失業と主観的Well-Being--社会関係資本とリスクの観点から」というタイトルの論文を執筆し、2016年8月に公開された。同時に、従業上の地位の変化が主観的Well-Beingの変化に与える影響を詳細に区別した研究を行い、男性が正規から失業した場合と非正規を継続した場合に主観的Well-Beingが低下することを明らかにした。2017年3月に「働き方と主観的Well-Being--移動経路に注目した分析から」というタイトルで報告を行った。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)