ステロイドミクスを用いた自己免疫疾患型糖尿病におけるステロイド代謝の解析
Project/Area Number |
15J00557
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Biofunction/Bioprocess
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
田口 歌織 大阪大学, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ステロイド / 胆汁酸 / Unified Chromatography / 超臨界流体クロマトグラフィー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究において提案した新規分離手法Unified Chromatographyは,これまで移動相の物理状態によって分断されていたSFCとLCの融合技術であり,移動相の溶媒強度を大幅に改善することが可能である.実際,トリグリセロールのような低極性化合物からアミノ酸などの高極性化合物まで,幅広い化合物の一斉分析が実現できることが当該研究において明らかになっており,これまでにない幅広い化合物の一斉分析に対応可能なシームレスプラットフォームであることが示された. ステロイドは基本骨格や抱合の多様性によって幅広い極性を有しているため,既存分離技術では困難であった一斉分析を,当該研究で提案を行ったUCを用いることで,性ステロイドのクラスや抱合の有無といった多様な化合物の分析を一元化することが可能であると考え,性ステロイドの分析法構築を行った. その結果,内因性性ステロイドの全てのクラスと,グルクロン酸抱合及び硫酸抱合の一斉分析が達成された.さらに,本分析法においては,その分離特性が分子全体の極性のみならず,分子内の部分的な電荷の偏りに影響されていることから,UCによるステロイド分析は部分的な構造認識能が高い手法であり,微細な骨格構造の差異を有する性ステロイドの分析に有益であることが明らかとなった. さらに,性ステロイド分析法構築と並行して,マウス糞便中の胆汁酸測定も行った.胆汁酸は腸内細菌叢によってその組成が大きく変化することが知られているため,まずは胆汁酸組成の違いについてGerm freeマウスとSpecific pathogen freeマウスの比較を行ったところ,これまで報告ない胆汁酸に違いがあることが明らかになったとともに,胆汁酸組成に性差が存在している可能性が示唆された
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)