ホログラフィック超伝導におけるソリトンを用いた超伝導の競合の研究
Project/Area Number |
15J01666
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
西田 充宏 大阪大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | AdS/CFT |
Outline of Annual Research Achievements |
私の研究対象はゲージ・重力対応である。 ゲージ・重力対応とは場の理論とAdS重力理論の間の双対性のことである。この対応は理論物理学においてよく調べられている研究対象の一つである。私がゲージ・重力対応を研究する1つの動機は共形場理論の中の共形対称性だけから決定できる物理量を、AdS時空の幾何学を用いて構成する方法への興味である。一般的に、ゲージ・重力対応を厳密に証明することは理論のスペクトラムが複雑であるから困難である。しかし、共形ブロックなどの共形対称性だけから決まる量は、共形対称性とAdS時空の対称性を用いることによってゲージ・重力対応を確かめることができる。私はこのゲージ・重力対応を厳密に理解し、共形ブロックなどの共形対称性だけから決まる量をAdS時空の幾何学を用いて構成する方法の開発に興味がある。そこで、平成28年度は対称トレースレス表現の外場が1つある場合の測地Witten図と共形ブロックとの対応を調べた。共形ブロックは共形場理論における基本的な量であり、共形ブロックの形は共形対称性だけから決定できる。最近、測地Witten図が共形ブロックの重力双対として提案されている。我々は対称トレースレス表現の外場が1つある場合の測地Witten図の散乱振幅を構成し、我々の構成が共形ブロックの知られている公式と一致していることを示した。我々のアプローチはノンゼロのスピンを持つ場を含む共形ブロックの知られていない表式の発見に役立つ。この研究は玉岡幸太郎氏との共同研究である。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)