災禍の儀礼の比較社会学:インドネシアと日本における津波災害を事例として
Project/Area Number |
15J01697
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
福田 雄 東北大学, 文学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 東日本大震災 / スマトラ島沖地震 / 記念行為 / 苦難の神義論 / 災害 / 宗教社会学 / 神義論 / 慰霊・追悼 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度までに実施した海外調査にもとづき、インドネシア・アチェの記念行事を事例とした研究報告を国内外で行なった。このうち、スイス・ローザンヌ大学で開かれた国際宗教社会学会での発表の際に、イスラームを専門とする社会学者から貴重なコメントをいただいた。さらにこの報告を聞いたほかの研究者から、平成30年6月に台湾で開催される東南アジアの宗教にかんする国際会議に招待されることとなった。 これらの報告に対するコメントをふまえたうえで2本の論文を執筆した。このうち、苦難の神義論という社会学的観点からインドネシア・アチェの記念行事を分析した論文は、査読を経て、平成30年6月に学術雑誌に掲載されることとなった。東日本大震災とスマトラ島沖地震の記念行事を比較したもう一方の論文は、平成30年1月に刊行された論文集のなかの1章として収録された。 これら研究成果の発表と並行して、平成29年度は6月と12月にインドネシア・アチェにて海外調査を実施した。6月の調査では、これまで調査に協力してくれたインタビュイーに、調査をもとに執筆し英語に翻訳した論文を確認してもらい、内容についてのコメントをいただいた。また12月の調査では、4年連続となるスマトラ島沖地震記念行事の参与観察調査を実施し、13年後の社会がいかに津波を記念しているのかを記録した。さらに現地のシアクアラ大学での講演会に招待され、これまでの研究成果を報告するとともに、現地の研究者や学生からコメントを受けた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(15 results)
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[Presentation] 大海嘯的神義論:印尼亞齊海嘯災難追思紀念研究2018
Author(s)
Fukuda, Yu and Sebastien P. Boret
Organizer
International Conference of Southeast Asian Cultures and Religions
Related Report
Int'l Joint Research / Invited
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