夫婦間葛藤が青年期の子どもの心理的適応に及ぼす影響に関する日中比較研究
Project/Area Number |
15J04195
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Clinical psychology
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
張 新荷 東北大学, 教育学研究科, 特別研究員(PD)
|
Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2016)
|
Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | 夫婦間顕在的葛藤 / 青年期の子ども / 精神的健康 / 量的研究 / 質的研究 / 青年期の子どもの精神的健康 / 夫婦間顕在的葛藤に対する青年期の子どもの反応 / 夫婦間顕在的葛藤後の子どもの親行動知覚 / 心理的ストレス反応 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究に見られる成果は次のとおりである。第一に,既存のモデルの統合的な検討である。第二に,測定尺度の開発である。第三に,日中の比較である。一方で今後の課題もある。それは夫婦間顕在的葛藤というより限定された夫婦間葛藤のみを対象として、その他の多くの夫婦間葛藤にどれだけ汎化できる結果であるのかという点、また、日中での相違点を説明しきれないという点である。これらの課題をクリアするために、本研究の目的は、質問紙を改善し、多種の夫婦間葛藤が青年期の子どもに与える影響を検討する。また量的な研究で生成した夫婦間葛藤が青年期の子どもの精神的健康に及ぼす影響に関する統合的なモデルを質的に検証する。 以上の目的を達成するために、以下のように研究を進めてきた。4月~5月に、質問紙を改善し、研究対象とする夫婦間葛藤の種類を増やし、量的研究のデータを追加した。6月~7月に、量的研究のデータを分析し、これまでの研究結果と照らし合わせ、夫婦間葛藤が青年期の子どもに与える影響のメカニズムを量的に再検証した。そして、前年度の研究成果をICPで発表した。8月中に、質的研究のデザインについて、まず、インタビュー調査を行うか、『Yahoo!知恵袋』などQ&Aサイトの情報を利用するかという質的研究の方法論の可能性を検討した。それと同時に、「どのような両親の,どのような夫婦間葛藤が,どのような子どもの反応を通して,精神的健康に影響を及ぼすのか」という文脈で質的研究の流れを検討した。
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(5 results)