iPS細胞技術を利用した、女性器腫瘍免疫療法の新規開発
Project/Area Number |
15J05263
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
南川 淳隆 東京大学, 医学系研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 細胞免疫療法 / iPS細胞 / 再生医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
京都大学iPS細胞研究所より配布されている、日本人最頻度HLAハプロタイプ(HLA-A*24:02 , HLA-B*52:01 , HLA-C*12:02, HLA-DRB1*15:02, DQB1*06:01, HLA-DPB1*09:01) をホモ接合で保持するiPS細胞(Ffi-01株)にHLA-A*2402,及びWillmus Tumor 1(WT1)抗原特異的な T Cell Receptor(TCR)遺伝子を導入した、TCR導入iPS細胞を作成した。TCR導入iPS細胞は、安定的にCD8ab T細胞(Ff-WT1 CD8)に分化可能であり、分化細胞は、導入したWT1特異的なTCRを発現している事が確認できた。また、TCR鎖のシーケンスでは、分化CD8 T細胞は導入TCRのみを発現している事が確認された。 Ff-WT1-CD8細胞はHLA-A:2402、WT1ペプチド特異的な細胞傷害性、増殖能を持ち、HLA-A:2402 WT1発現腫瘍細胞株を傷害する事をしめした。 in vivoでの抗腫瘍効果を検証するために、免疫不全マウスに腫瘍細胞を腹腔内投与し作成したモデルにて、Ff-WT1 CD8細胞の腹腔内投与を行ったところ、腫瘍進展の抑制及び生存期間の有意な延長を確認する事に成功した。また、皮下腫瘍を作成したモデルにおいては、Ff-WT1 CD8細胞の静脈投与にて腫瘍サイズの増大抑制効果を確認し、静脈投与にて、腫瘍周囲に遊走する能力を持つ事が確認された。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)