部分グラフ探索問題におけるアルゴリズムの設計とその計算複雑さについての解明
Project/Area Number |
15J05484
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Theory of informatics
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Research Institution | Kyushu University (2016) Kyushu Institute of Technology (2015) |
Principal Investigator |
江藤 宏 九州大学, 経済学研究院, 助教
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 離散最適化 / 近似アルゴリズム / 近似不可能性 / 近似上界 / 近似下界 / 誘導部分グラフ探索問題 / 支配集合問題 / 離散最適化問題 / 距離d独立集合問題 / 支配閉路探索問題 |
Outline of Annual Research Achievements |
まず,研究業績として「最大d独立頂点集合問題」「誘導閉路探索問題」「支配閉路探索問題」「誘導部分グラフにおける新たな特徴についての研究」がある. 「最大d独立頂点集合問題」について,平成28年度に3件の国際会議への公表を行い,2件の国内発表を行った.また,この研究課題について学会誌への投稿している.さらに,標題「An Improved Approximation Algorithm for the Distance-3 Independent Set Problem on Cubic Graphs」で平成29年5月に公表を行う. 「誘導閉路探索問題」においては,1件の国際会議への投稿を行った.また,正則誘導部分グラフ探索問題との関連性について雑誌論文への投稿を予定している. 「支配閉路探索問題」について,正則性のひとつである閉路による頂点支配集合問題への拡張を行った.この研究成果について,2件の国内発表を行った.また,この研究課題について雑誌論文への投稿している. 最後に,誘導部分グラフにおける新たな特徴についての研究をおこなった.誘導部分グラフ探索問題において,特徴が遺伝性を持つ問題については既に研究成果があった.そこで,申請書にもあるように遺伝性の無い特徴について今まで研究を行い,中でも,遺伝性の無い特徴として「正則性」を取り扱ってきた.新たな特徴として,正則性の拡張の一つともいえる「グリッド性」について研究を行った.これは,遺伝性のある「平面性」との関係も深い.この研究課題について,標題「On the Maximum Induced Subgraph Problem with the Grid and Cycle」で平成29年5月に公表を行う.さらに,他にも遺伝性の持たない特徴について複数の研究成果を得ており,公表予定である.
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)