進行性下顎頭吸収における転写後制御機構の作用の解明
Project/Area Number |
15J05977
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Orthodontics/Pediatric dentistry
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
門田(渡辺) 千穂 (2016-2017) 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 特別研究員(PD)
渡辺 千穂 (2015) 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 歯科矯正学 / 下顎頭吸収 / 進行性下顎頭吸収 |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度は下顎頭変形新規モデルマウスを作成し、表現型解析を進めた。介入実験としてマウス下顎頭に対しメカニカルストレス負荷およびステロイド系ホルモンを作用させ、下顎頭の組織化学的変化および形態的変化について検討(HE染色、トルイジンブルー染色、TUNEL染色、TRAP染色およびマイクロCT解析)を行った。結果、下顎頭軟骨層および軟骨下骨における退行性の変化と思われる表現型が強く認められたため、研究内容の一部を台湾矯正歯科学会にて発表を行った。学会では多くの質問を受け、他の研究者らと有意義なディスカッションを行う事ができた。現在、表現型のメカニズムの解明を目指しており、マイクロアレイ、リアルタイムPCR、免疫染色を用いた遺伝子発現解析やシグナル解析を進めている。遺伝子発現解析では、予備データではあるものの、炎症性のマーカーが強く発現していることが推察された。ヒトにおいても複数の因子が関与して下顎頭の形態決定に寄与する可能性があると考えられた。現在は論文投稿を目指し、現在実験を進行すると共に、論文執筆中である。 さらに、東京医科歯科大学歯学部附属病院矯正歯科外来に通院中の下顎頭の変形ならびに進行性下顎頭吸収が疑われる患者からの採血(血清とDNAの採取)を引き続き行い、サンプルの回収を行った。本年度は5名程度ではあったが、今後臨床データの解析とともに血液サンプルの解析(メタボローム解析・遺伝子発現解析)を進め、転写後制御機構との関連を探索する予定である。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(20 results)
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[Presentation] 8th IOC帰朝報告2015
Author(s)
渡辺千穂
Organizer
第74回日本矯正歯科学会大会
Place of Presentation
福岡国際会議場・マリンメッセ(福岡県福岡市)
Year and Date
2015-11-18
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