中国の都市高温化緩和を目的とした都市環境気候地図のあり方に関する研究
Project/Area Number |
15J06553
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Architectural environment/Equipment
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
松尾 薫 広島大学, 工学研究院, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2016: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 都市環境気候図 / 気温分布 / WRF / 都市ヒートアイランド / GIS / ヒアリング調査 / ワークショップ / 都市環境気候地図 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、昨年度作成した都市環境気候地図(クリマアトラス)の実用化、及び都市計画や社会状況が異なる他国に適合した都市環境気候地図作成を目標に、以下に示す内容を実施した。 ①都市環境気候地図(クリマアトラス)の実用化に向けたワークショップへの参加 2017年3月24日に開催された「ドイツの環境都市づくり~近年の事例から学ぶ温暖化適応都市」にて、広島市の都市環境気候地図を用いて、プランナー、行政関係者との意見交換を行った。このワークショップでは、まずドイツ・シュツットガルト大学、およびカールスルーエ市、ベルリン市それぞれの地方自治体担当部局者より、温暖化適応のための諸対策(暑熱対策、水害対策等)に関する紹介があり、次に都市環境気候地図を用いて、広島の温暖化適応都市づくりに関する意見交換を行った。ここでは、温暖化適応都市作りを行う上で、プランナー、行政関係者が都市環境気候地図に示してほしいこと、またドイツの取り組みを日本の都市計画制度下で行うためには何をすべきかに関する議論が活発に行われた。 ②都市計画や社会状況が異なる他国に適合した都市環境気候地図の作成 中国の諸都市の都市環境気候地図作成前の予備的研究として、アメリカ合衆国・カリフォルニア州・サンディエゴとその周辺域を対象に都市環境気候地図作成を行った。作成手順は以下のとおりである。 (1)メソ気象モデルの入力境界条件の作成・収集(2)メソ気象モデルを用いた、対象都市における夏季の気候の再現数値シミュレーション(3)数値シミュレーションの精度検証(4)数値シミュレーション結果を用いた気候の現況分析(5)計画指針地図(試作版)、及び都市環境気候地図(試作版)の作成
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)