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エピジェネティック制御因子とノンコーディングRNAによる腸幹細胞の分化制御機構

Research Project

Project/Area Number 15J08884
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field General physiology
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

松尾 遼  京都大学, 生命科学研究科, 特別研究員(DC1)

Project Period (FY) 2015-04-24 – 2018-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2016)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2016: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords幹細胞 / シグナル伝達 / オルガノイド / 小腸
Outline of Annual Research Achievements

私はマウスの腸の幹細胞を用いて、幹細胞が維持されるメカニズムについて研究を行っている。本年度は、前年度に同定した、腸幹細胞の幹細胞性の維持に関与していると考えられる遺伝子の、機能解析を行った。腸幹細胞はCV培養法 (CHIR99021 +バルプロ酸) によって、高い幹細胞性を維持しつつ培養できることが報告されており、当研究ではその方法で腸幹細胞を培養している (Xiaolei Yin et al. Nat.Methods, 2014)。私はこの培養条件化で前年度に同定したいくつかの遺伝子の機能阻害実験を行い、形態や遺伝子発現の変化を解析した。その結果、bLHL型のある転写因子(遺伝子Aとする)のノックダウンにより、次の結果が得られた。
①生存する腸オルガノイドの数が激減した、②Lgr5、Ascl2などの代表的な幹細胞マーカー遺伝子の発現が減少した、③分化細胞である杯細胞、腸内分泌細胞のマーカー遺伝子の発現が上昇した。
これらのことより、遺伝子Aは腸幹細胞の幹細胞性に重要であることが示唆された。また、遺伝子Aは前年度の実験で同定された全ての遺伝子の中で、最も上位に位置するものであったこともその結果を補強するものである。
今後は、当研究室で開発されたin vivoで遺伝子の機能を阻害する実験 (iGT実験) により生体内での遺伝子Aの機能について解析する予定である。また、残りの遺伝子についても同様に解析を行う予定である。

Research Progress Status

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Report

(2 results)
  • 2016 Annual Research Report
  • 2015 Annual Research Report

URL: 

Published: 2015-11-26   Modified: 2024-03-26  

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