次世代森林動態シミュレータに立脚した林業経済分析と生物多様性評価
Project/Area Number |
15J10614
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Forest science
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
辰巳 晋一 横浜国立大学, 環境情報研究院, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 生態系管理 / 生物多様性 / 森林計画 / 持続的林業 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、多くの国で森林法が改正され、林業地において木材生産だけでなく生物多様性にも配慮することが求められるようになってきた。その方法として、近自然型施業が注目されている。同施業では、従来は全て持ち出されていた立木や倒木をあえて施業地に残すことで、生物の棲家を確保する。しかしながら、それに伴う生物多様性保全効果や経済的損失(あるいは便益)は十分に定量化されていない。 採用3年度目の今年は、データの分析および論文執筆を行った。具体的には、2016年度に近自然型施業実験地で収集した土壌サンプルからのDNA抽出・PCR・シーケンシングを完了させた。森林動態シミュレータを使って森林の遷移・群集集合について解析した論文を国際英文誌に投稿し、現在revision中である。本論文は、森林の遷移過程において生物群集の機能的・系統的多様パターンがどのように変化するかをシミュレーションによって明らかにしたものであり、森林管理が生物多様性に与える影響を評価するうえで役に立つ成果となっている。この他、植物の機能的・系統的多様性について解析した論文、および森林における生物群集の再集合則に関する論文を国際英文誌に投稿済みである。2017年4月27日から2018年3月4日まではカナダ・トロント大学のMarc Cadotte教授の研究室に滞在し、同教授の指導の下で論文執筆を行った。アメリカ生態学会年次大会にてポスター発表を行った。第65回日本生態学会大会にて英語口頭発表を行い、Best English Presentation Awardを受賞した。また、同大会にてEcological Research Paper Awardを受賞した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)