Project/Area Number |
15J10744
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Human geography
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
山本 晴奈 名古屋大学, 環境学研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
|
Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | 都市緑化 / 住民参加 / オープンスペース管理 / 公園 / 愛護会 / 名古屋 / 鉢植え |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、1)市民緑化団体の活動の実態調査、2)昨年度作成した愛護会の活動データの分析、3)論文投稿による成果発表 の3点を中心に研究を進めた。1)2)は愛護会および緑地管理団体の活動実態を明らかにすることを目的とした実証研究にあたる。1)については、愛護会とそれを取り巻く各種市民団体や指定管理者、自治体などの間で行われる管理活動の調整状況について、複数の団体にインタビュー調査および参与観察を行なった。2)愛護会の活動状況の空間的分析では、昨年度取りまとめた名古屋市の愛護会の活動履歴に関するデータベースに基づき、市内の公園の活動経歴を類型化し、学区ごとの人口構造や公園の立地・設立時期などとの関連から考察を行った。今後、1)2)を取りまとめ、市民による組織的な緑地管理システムを団体の規模や特徴、および活動場所との関連から明らかにするものとして成果発表を行う予定である。 また、3)については昨年度行った国内外の地理学および造園学など関連分野のレビューを元に既存データの再検討を行い、論文として発表した。1)2)の成果発表にあたっては、NPOなどの市民団体、および町内会等地縁組織に関する先行研究のレビューを取りまとめる必要がある。合わせて、前年度に行なった国内外の事例調査の結果報告にあたっては、引き続き都市地理学を中心としたレビューを進める必要がある。今後の課題としては、住民個人もしくは市民団体や地縁組織による日常的な緑化実践を、公共空間利用の一形態として説明するとともに、小規模な都市農業と路地園芸の境界に位置する取り組みとして論じる枠組みが求められる。
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(2 results)