宇宙用MPDスラスタのプラズマ電磁流体・熱連成モデルの構築と実機設計への展開
Project/Area Number |
15J10821
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Aerospace engineering
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Research Institution | Japan Aerospace EXploration Agency (2016) Tokyo Institute of Technology (2015) |
Principal Investigator |
川﨑 央 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥2,170,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 電気推進 / 電磁流体 / プラズマ / 放電 / シース / 電極 / 宇宙推進 |
Outline of Annual Research Achievements |
特別研究員の第2年度(最終年度)としてMPD(magnetoplasmadynamic)スラスタの研究に取り組み,主に IEEE (Institute of Electrical and Electronic Engineers) Transaction of Plasma Scienceに1編の論文を投稿するなどの成果を残した. 具体的には,詳細な静電シースモデルを数値シミュレーションモデルに取り入れ,プラズマの電磁流体モデルおよび電極の熱モデルを接続,連成することで,スラスタ内でのプラズマと電極の相互作用をはじめて2次元数値シミュレーションにより検討した.シミュレーション結果と既往の実験結果との比較検討から,構築したシミュレーションモデルが妥当であることを確認し,これに基づいてMPDスラスタのスケーリング効果について議論を行った. 上述のスケール効果を踏まえ,より高性能な大電力MPDスラスタの定常作動を,実験室環境で模擬するためのスケールダウン機の設計製作に着手した.最終的には,実験室規模の真空設備で,熱平衡状態に達したスラスタの作動試験を行い,スケール効果を併せて考慮することで,実使用に供されるフルスケールスラスタの設計則の検証を目指す予定であったが,年度途中での身分変更(特別研究員辞退)により当初計画は全うできなかったものの,数値モデルを検証するための実験装置の製作が完了した.
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)