無保護アミノ酸を用いた環状ペプチドの連続的マイクロフロー合成法の開発
Project/Area Number |
15J11065
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Synthetic chemistry
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
御舩 悠人 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥2,170,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 環状ペプチド / アミノ酸 / マイクロフローリアクター / アミド化 / 光反応 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度において、無保護アミノ酸を出発原料として用いたN-カルボキシアミノ酸無水物(NCA)の調製法と、N-フェノキシカルボニルアミノ酸を出発原料として用いたNCA調製法を開発した。本年度はまず、別途調製したNCAを用いてアミド化反応を検討した。反応溶媒や塩基の添加、基質濃度、二相系反応などを検討した結果、フェニルアラニンのNCAとグリシンの反応において、高収率で目的のジペプチドが得られる条件を見出すことに成功した。またその検討の中で、フェニルアラニンのNCAとセリンのNCAが同程度の反応性をもつという知見を得た。一方、求核剤であるアミンについては、立体障害の大きいセリンを用いた際に目的のジペプチドの収率が中程度となり、主反応であるアミド化反応と副反応であるNCAの自己重合反応の反応速度の差が小さく、反応の制御が困難であることが示唆された。 また、前年度において、5-ブロモ-7-ニトロインドリンが光活性化基として有用であることを見出し、非光照射時は保護基として機能してペプチド鎖の伸長が可能であることを確認していた。本年度は環状ペプチドのモデル基質として、ケミカルプローブに利用されている環状RGDペプチドを選択した。まず、C末端に光活性化基をもつ鎖状ペプチドを合成した。続いて、ポータブルUVランプを光源として利用したマイクロフローリアクターを作成し、光照射を行った結果、目的の環状ペプチドを得ることに成功した。本研究結果はOrg. Biomol. Chem.誌に掲載された。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)