因果関係確率数理分析を用いた公共価値指向地域活性化団体の定量的政策評価法の開発
Project/Area Number |
15K11973
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
公共政策
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
保井 俊之 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 特別招聘教授 (50567758)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白坂 成功 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 准教授 (00588741)
前野 隆司 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 教授 (20276413)
坂倉 杏介 東京都市大学, 都市生活学科, 准教授 (90458935)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2017: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2016: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2015: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 地域活性化 / 公共価値 / デザイン思考 / 社会システム / 対話 / 集合知 / 地域課題 / システムズエンジニアリング / インプット・アウトプット・アウトカム評価 / RADモデル / マルチステークホルダー協働型ワークショップ / Sys-CRD-BNNモデル |
Outline of Annual Research Achievements |
集合知と対話(ダイアローグ)を活用するマルチステーク協働型の、地域課題解決のためのワークショップを構造化するモデルであるSys-CRD-BBNモデルを開発した。さらに、Sys-CRD-BBNモデルが内包するベイズ推計ネットワークが、ワークショップ参加者の集合知と対話の促進のために必ずしも有効でないことが判明したたため、地域活性化団体のメンバー間の関係性の成熟が可視化・構造化できるコンポーネントを、システムズ・エンジニアリングの手法で要素間の関係性を可視化・構造化するデザインストラクチャーマトリックス(DSM)並びにシステムの成熟度を可視化する能力成熟度モデル(CMM)モデルを応用し、RADモデルとして実装した。 RADモデルは、集合知と対話を活用し、地域活動団体の地域の公共的な価値の連鎖を、地域住民の人的ネットワークの成熟化及び主観的ウェルビーイングの可視化及び定量的計測を可能とするモデルである。当年度はRADモデルの構造化及び定量的有効性の検証に研究の力点を置いた。その結果、同モデルの構造化及び有効性検証について、当年度に原著論文等3本、学術書所収論文2本が採録された。 さらに本モデルの普及フェーズとして、地域活性化のための地域の問題解決、並びに地域の生活における対照的貨幣観をめぐる集合知と対話を活用するマルチステーク協働型のワークショップがパッケージ化された上で、当年度に全国で15回開催され、学術的成果の市民社会への還元が行われた。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)