マイコプラズマ由来コリン含有糖リン脂質によるB樹状細胞からのIL-10産生制御
Project/Area Number |
16590378
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Bacteriology (including Mycology)
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Research Institution | National Cancer Center Research Institute and Research Center for Innovative Oncology, National Cancer Center Hospital East |
Principal Investigator |
松田 和洋 国立がんセンター (80251502)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 芳弘 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (80183896)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 樹状細胞 / IL-10 / マイコプラズマ / 糖リン脂質 / コリン含有リン脂質 |
Research Abstract |
IL-10-producing regulatory B cellが自己免疫性の炎症の抑制に関与しているという報告がなされてきている。また、がんにおいてはIL-10により免疫防禦機能が抑制されることにより腫瘍細胞の排除ができない状態になっていることが報告されてきている。したがって、IL-10産生制御機構を解明しIL-10による免疫抑制の解除や活性化を制御していくことは、腫瘍免疫や自己免疫疾患における病態の解明・診断および治療法につながっていくと考えられる。GGPLsは生体の炎症シグナルにも深い関わりを持つコリン含有リン脂質と類似構造をしている。Phosphatidylcholineやsphingomyelinは細胞膜成分であるとともに炎症シグナルの基質。Platelet avtivation factor((PAF)やsphingosylphosphorylcholineは、活性脂質で炎症に関与している。TNF-αはphospholipase Cの活性に影響を与え、PLCはphosphatidylcholineをphosphorylcholineとdiacylglycerolに分解し、sphingomyelinaseはsphingomyelinをphosphorylcholineとceramideに分解する。GGPLsがこれらのコリン含有脂質と構造類似性があることから、炎症シグナルと増殖シグナルに対して作用し関節リウマチにおける病態の原因になっていると考えている。このマイコプラズマ由来糖脂質についてすでに有機化学合成に成功し、より細かくデザインされた構造類似体も準備できており、これらを用いた解析を進めている。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)