Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新田 克己 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (60293073)
小野 哲雄 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教授 (40343389)
生天目 章 防衛大学校, 電気情報学群, 教授
宮崎 和光 大学評価・学位授与機, 構・学位審査研究部, 助教授 (20282866)
矢入 健久 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (90313189)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Research Abstract |
本企画調査では,1種類の相互作用だけでなく,多種多様な相互作用を適切に利用かつ操作できる設計原理(本稿では,これを多系間相互作用における設計原理と呼ぶ)の重要性や必要性を調査すると共に,この設計原理構築の可能性を模索した.具体的には,異なる視点から相互作用をアプローチする研究者16名を集め,多様な相互作用に関する最先端の研究動向を調査し,それらを基に相互作用を体系的に調査・整理した.実施内容は次のとおりである. (1)相互作用研究の分類軸:相互作用と人間・機械の知能に関連する各研究分野において、それぞれ相互作用のどのような局面に焦点が当てられてきたかを分析し,さまざまな相互作用の「軸」を抽出して体系的な整理を可能にした. (2)相互作用研究間の関係:(1)で整理した相互作用の分類軸を基に,相互作用に関連する様々な研究分野間の関係を明示的かつ多角的に捉え,整理し考察することによって,これまで曖昧であった一連の相互作用研究の全体像を明確にした.また,異なる研究領域間で共有可能な知見と共有困難な個別の知見をまとめた. (3)相互作用の設計原理:従来各分野で個別に考えられてきた相互作用の設計法に関して,より一般的な方法論的枠組,すなわち設計原理の構築の可能性を検討した.
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