大学における実験排水を主とした環境教育に関する調査及び研究
Project/Area Number |
16650196
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Science education
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
吉村 知里 神戸大学, 環境管理センター, 助手 (60362761)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西山 覚 神戸大学, 環境管理センター, 助教授 (00156126)
洲崎 敏伸 神戸大学, 理学部, 助教授 (00187692)
芦田 均 神戸大学, 農学部, 教授 (90201889)
上田 裕清 神戸大学, 工学部, 教授 (40116190)
森山 正和 神戸大学, 工学部, 教授 (70047405)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 実験排水 / 生活排水 / 廃液 / 中和・曝気槽 / 排水菅理 / 環境教育 / 大学・研究機関 / オーストラリアの廃液・排水管理 / 排水管理 / アメリカの廃液・排水管理 / ドイツの廃液・排水管理 |
Research Abstract |
オーストラリアの大学における廃棄物および実験排水処理について,オーストラリア国立大学(The Australian National University, ANU)へ調査に行った.ANUは,オーストラリアにある8つの総合大学の1つであり,唯一の国立大学である.首都キャンベラの中心街に近接するANUキャンパスは敷地面積145ヘクタールの広さに200以上の建物がある.ANUの高等研究所の1つである生物科学研究所を訪問した. 理系の研究棟からの排水は,実験系と生活系に分離されていた.生物科学研究所の実験系からの配管は2箇所に集合し,pH測定と中和処理を経て生活系の配管と合流し公共下水道に接続されていた.実験排水の水質分析は特に大学側で行ってはいないが,行政側が年に2回程度定期的に検査を行っているとのことであった. 最初に理系の研究棟に所属する者は,薬品の取扱いや実験廃棄物・廃液の処理方法等の安全指導を研究室の担当者から説明を受けることが決められていた.担当者は,説明内容チェックリストを確認しながら説明を行い,最後に受講者に署名をさせていた.AM激地内には雨水専用の排水管が巡っており,近くの河川へ流出する排水の分流式がされていた.この雨水が直接河川に流入しているため,雨水桝にごみなどが混入されないように教育と啓発もされていた.また、学内では「節水」に取り組むようポスターやホームページで啓発を行っていた.さらに年間の水の使用量もホームページで公開し節水効果を学外にも示していた.
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Report
(3 results)
Research Products
(18 results)