ロバスト性をもつ多重パスメッセージ転送ネットワークの実現に関する研究
Project/Area Number |
16700043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | Otaru University of Commerce |
Principal Investigator |
沼澤 政信 小樽商科大学, 商学部, 助教授 (30322879)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | モバイルエージェント / 位置透過性 / ロバスト性 / 健全性 / 完全性 |
Research Abstract |
本年度の研究状況は以下のとおりである. ●提案したモバイルエージェント間の位置透過な通信のためのMMFN(MMFN : multi-path message forwarding networks)に関して, 1.モバイルエージェント・ネットワークシステムの構築 2.メッセージ転送実験(実験継続中) 3.既存のモバイルエージェント・ネットワークシステムの調査と比較・検討 を行った.2.に関しては,実験はまだ完了しておらず,今後も学内,学外,道内,国内と通信範囲の規模を変化させてメッセージの伝送距離や伝送速度の異なる状況における実験を試みる.また,いくつかのホストで通信障害を起こして,本システムのロバスト性の確認を行うことも検討している.それらの結果を得た後,その性能評価を行う予定である.3.に関しては,転送モデルに限らない既存の他のモデル(探索モデル,登録モデル,ハイブリッドモデルなど)との定量的な比較実験を行い,それらのデータを検討(統計処理も含む)して適切な次数nの決定方法を考察する.次数nとは,モバイルエージェント間の位置透過な通信のためのMMFNは整数nで表される次数により分類され,n次のMMFNにおいては,故障ノード数が高々n個であるならば,すべてのノードからターゲットへのパスの存在が保証されるものである. ●学会の研究発表を聴講させていただき,池のモバイルエージェント・ネットワークシステムについての研究動向を学んだ.
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)