Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Research Abstract |
昨年度の研究では,親の育児に関する情報の利用についてインタビューを行い,医療情報の利用方法,主に利用している情報を明らかにした.さらに,親の利用している情報源としてインターネットに注目し,インターネットでできる医療情報の提供について考察した.アンケートの結果,インターネットを利用して育児,医療情報を得ている人は少ないものの,インタビューにより,インターネット上より育児・医療情報を得ることに期待をしていることがわかった. また,それらをもとに,実際に都道府県庁ホームページから提供される育児関連情報について検討する.利用者の情報行動より,まだ多くのホームページは利用しにくく,情報も少ないことがわかった. 本年度は,この結果をもとに,育児を行っている女性や,高齢者が,製造業の現場で生きがいを持って働けるように,労働作業価値を向上するためのマネジメントについて研究を行った.労働作業価値の向上とは,ワーカーが現場の仕事に労働作業の価値を自ら創出し,チーム活動による相互啓発を通して"生きがい"を共有し,自己実現・自己成長を達成することである. 本研究では,次世代型労働作業価値向上モデル(Intellectual Working Value Improvement Model)を提案した.具体的には,顧客価値向上に寄与する(i)労働作業環境の改革(ii)新人事制度の導入(iii)人材育成・教育システムで構成される労働作業価値向上のハイサイクル化により,その有効性をトヨタで検証を行った.
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