若年成人女性の生活習慣と骨密度・骨代謝指標の縦断的比較検討
Project/Area Number |
16700503
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General human life sciences
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
飯田 忠行 藤田保健衛生大学, 医学部, 助手 (50290549)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 骨密度 / 骨代謝マーカー / 女性ホルモン / 月経期 / 排卵期 / DXA / BAP / OC / NTX / DPD / 腰椎 / 大腿骨 |
Research Abstract |
骨吸収マーカーとして、尿中I型コラーゲン架橋ペプチド(NTX)やデオキシピリジノリン(DPD)などのコラーゲン架橋の測定が臨床使用され、骨粗鬆症の治療効果を経時的に判断する指標として用いられている。しかし、現在骨粗鬆症の早期診断するための指標として骨代謝マーカー関心が高まっているが、一般女性に適用した試みはまだ少ない。 若年者における月経周期と骨代謝マーカーで尿中DPDでは、月経正常群・全体で生理期より排卵期の方が有意に高かった。しかし、月経異常群では排卵期で高い傾向ではあったが有意な差は認められなかった。血中総エストロゲン(E2)濃度も、生理期よりも排卵期の方が高かった。また、排卵期の血中E2濃度を生理正常群と生理異常群との間で平均値を比較したところ、生理異常群の方が約27pg/ml少ない結果となった。一方、若年者における月経周期によって骨形成・骨吸収マーカーが変動し、尿中DPDが血中E2月経期では負の相関を、排卵期では正の相関を示した。これらのことより、尿中DPD濃度は月経周期に影響を受けており、その影響は排卵期にエストロゲンの分泌が多くなるためと考えられる。 3年間縦断的に行った研究でオステオカオロシン(OC)、骨型アルカリフォスタファーゼ(BAP)、尿中DPD、血清NTxを月経期および排卵期に測定し、DXAで測定した骨密度の増減との関連を調査した。その結果、月経期の腰椎の骨密度防御要因として、血清オステオカロシンが関連した。また、月経期の大腿骨全体の骨密度では、防御要因として血清オステオカロシン、リスク要因として血清I型コラーゲン架橋N-テロペプチドが関連した。排卵期では腰椎、大腿骨頸部、大腿骨全体とも関連がみられなかった。以上のことから、月経を有する女性においては、月経期に血清オステオカロシンと血清I型コラーゲン架橋N-テロペプチドは骨密度の減少に有用である。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)