江戸時代初期草双紙における芸能関係表現についての基礎的研究
Project/Area Number |
16720050
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese literature
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
齊藤 千恵 立命館大学, 文学部, 講師 (00368010)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 草双紙 / 歌舞伎 / 浄瑠璃 / 浮世絵 / 役者絵 / 赤本・黒本・青本・黄表紙 / 近世文学 / 忠臣蔵 / 鳥居清経 |
Research Abstract |
(1)国文学研究資料館、大東急記念文庫、都立中央図書館加賀文庫、香川大学神原文庫などの公私の図書館の所蔵資料閲覧を行い、書誌ならびに内容に関する調査を行った。許可を得られるものについては複写物を作成した。 (2)書誌・内容調査は調査カードに記録をとり、調査カードを基に、順次各作品の書誌・内容データ入力を進めた。並行して作成し得た複写物からも内容の分析を進めている。前年度撮影を行った都立中央図書館所蔵品については、画像及び書誌・内容に関するデータの整理を進めた。 (3)実践女子大学で行われた絵本ワークショップに参会し、関連情報・関連資料を入手し、意見交換を行った。歌舞伎上演に深く関わる新出草双紙作品についての認識を深めることができ、草双紙中の芸能表現の重要性を確認する上で有意義であった。 (4)黄表紙中の芸能表現については、書誌・内容に関する分析を基に、周辺の上演資料類・役者評判記・役者絵などと作中の芸能関係表現との比較検討を進めた。この成果の一部について、平成18年度芸能史研究会大会「芸能と絵画資料」シンポジウムにて口頭発表を行い、「芸能史研究」176号に論文を発表した。当該論文は「仮名手本忠臣蔵」七段目に関する実践的研究であり、「忠臣蔵」七段目の歌舞伎演出について、その実態及び特徴を明らかにするとともに、黄表紙における芸能表現が歌舞伎演出を明らかにする上で有効に活用できることを実証し、黄表紙上に残された芸能表現の資料価値及びその活用法を示すことができた。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)