山梨県奈良田方言の音韻・文法とその変化に関する研究:方言接触の観点から
Project/Area Number |
16720107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese linguistics
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
小西 いずみ 東京都立大学, 人文学部, 助手 (60315736)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 奈良田方言 / アクセント / 四つ仮名 / 方言文法 / 方言接触 |
Research Abstract |
本年度は以下の研究を行なった。 1.面接調査の結果の分析:奈良田の伝統的方言の音韻・語彙・文法および言語生活について,これまで行った調査のデータを整理し,分析した。また,高年層男性話者1名による,特徴的な音韻・音声を含む単語の発話や,文法上の特徴を含む短文(主に国立国語研究所編『方言文法全国地図』1〜6集の質問文を参考にした)の発話を録音し,文字化・分析した。 2.自然談話の収集とその分析:奈良田方言の高年層女性話者1名による昔話の語り,高年層話者どうしによる自然対話を収録し,その文字化・共通語訳付与を行なうとともに,そこに現れる音韻・語彙・文法上の特徴を分析した。 3.奈良田方言について触れた書籍,研究論文,新聞・雑誌の記事データベースを作成した。また,その内容について,奈良田方言研究史という視点,方言研究が地域住民の言語意識に与える影響という視点から分析・考察した。 4.成果の発表:(1)上の1,2で得た音声を電子化・編集し,奈良田方言音声データベースを作成した。その一部をHTML化し,web上で公開しており,また,同様の内容を収めたDVD-ROMを作成し,調査地や研究機関に配布する予定。(2)上の1,2,3の成果にもとづき,近年の奈良田方言のアクセント変化および方言併用・切替の状況について,考察した(小林隆編『シリーズ方言学』岩波書店に掲載予定)。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)