Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Research Abstract |
平成17年度は,平成16年度に引き続き以下を実施した。 ■柱状物体からの空力音放射数値予測における負荷低減法実証 前年度に引き続き,ベランダ手すり子など屋外建築付帯物を念頭に置いた柱状物体について,強風時における空力音放射数値予測における負荷低減法を構築し,物体表面圧力のコヒーレンスモデルの妥当性および手法全体の実証を,数値予測結果および風洞実験の双方から行った。 ■柱列状物体からの空力音数値予測法の構築および実証 柱列状物体からの空力音放射問題に関し,放射音の部分柱列解析結果からの全体放射音推定法を構築した。音源となる物体間圧力変動のコヒーレンスを数値解析によって解明し,当該コヒーレンスモデルを構築した。 ■上記2手法の統合 上記2手法を統合し,さらに効率的な数値予測法を構築し数値実験により実証した。 ■研究成果の公開 上記研究成果は日本音響学会学術講演論文,建築学会論文集,また東京大学学位論文として各機関から印刷物として公開されているほか,学位論文は東京大学新領域図書館からオンラインにて電子公開される。学位論文は本システムの詳細なドキュメントとなっており,空力音数値予測システム構築の目的は達成されたといえる。
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