輸入水産物流通の構造・地域間関係に関する研究とその成果の活用
Project/Area Number |
16780152
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Agro-economics
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
林 紀代美 金沢大学, 教育学部, 助教授 (70345643)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 水産物輸入 / 流通 / 消費 / 地球資源 / 食育 / 学校給食 / シシャモ / カペリン / 役割 / シシャモ(カペリン) / アイスランド / カナダ / 水産物流通 / 地域間関係 / 北海道 |
Research Abstract |
昨年度までに調査したカペリン(アイスランド・カナダ)とシシャモ(北海道)の貿易・流通展開について,引き続き報告作業に努めた.学会誌への投稿(カペリンに関しては投稿審査中・シシャモに関しては投稿準備中)や,教員養成系大学の雑誌への寄稿(「カペリン生産・貿易に関わる活動の展開」(大阪教育大学地理学会会報)),学会報告(経済地理学会西南支部7月例会(山口大学)「"シシャモ製品"からみた水産物流通」(当該学会非会員・招待))に取り組んだ.投稿中の学会誌については、引き続き対応する.あわせて今後は,蓄積した情報や完成した学会誌等を元に,具体的な教材化や教育現場での授業支援などにも取り組みたい.また,昨年度報告で述べたように,本年度は,児童生徒が水産業・水産物とそれらの流通や食事に関心や理解を深め,将来の産業の支援者,担い手,生産物の継続的な消費者となりうる契機を検討する活動に主に取り組んだ.食に関わる学びや学校給食での水産業・水産物の活用状況の把握や実態調査に臨んだ.具体的には,福井県小浜市および田烏小学校に継続的に調査に赴いた.その成果は,地域漁業学会ミニシンポジウム「地域水産業と食育」にて報告し,その詳細は学会誌に投稿(<受理・H19年度発行>「水産業・水産物を活用した食に関おる学校教育活動の可能性と課題-小浜市立田烏小学校の事例から-」(地域漁業研究)/<受理>H19.4発行「地域水産業振興を考える-地域水産物と消費者との接点に注目して-」(経済地理学年報(内容の一部として論述)」)した.今後,地域水産物の生産や利用と,全国レベルでの生産から消費の流通展開,水産物輸入の活動展開とを,有機的に関連させ注目させながら,児童生徒が水産業・水産物への理解を深めやすい学習機会の創造,提示や関係機関や業者などの支援の在り方.水産業への注目を生かした学びと地域活性について,研究継続したい.
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)