Project/Area Number |
16J03057
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Medical pharmacy
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
田中 伸明 東北大学, 薬学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2017: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2016: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | プロスタグランジン / 輸送担体 / ABCC4 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は前年度の結果から明らかとなったH+勾配依存的プロスタグランジン(PG)E2輸送のプロファイルを解析した。また、PGD2を輸送基質とすることが明らかとなったATP-binding cassette transporter C4(ABCC4)について、抗原刺激後の肥満細胞でPGD2放出に寄与することを検証した。以上の検証によりPG・トロンボキサンの細胞外放出過程を解明することを試みた。 【研究成果の具体的内容】H+勾配依存的輸送速度はPGE2 500 μMまでに飽和性を示さなかった。また、H+勾配依存的PGE2輸送に対してアセチルサリチル酸、サリチル酸、p-ニトロ安息香酸はそれぞれ64%、62%、70%の有意な阻害効果を示した。このことから、芳香族モノカルボン酸を輸送基質とする輸送担体がH+勾配依存的PGE2輸送に大きく寄与する可能性を示した。 抗原刺激により脱顆粒を引き起こす肥満細胞モデルとして汎用されるRBL-2H3細胞を用い、DNP-HSA(50 ng/mL)による抗原刺激後のPGD2放出に対してABCC4選択的阻害薬Ceefourin 1(2.5 μM)を加えたところ、細胞外PGD2量は22%有意に減少した。また、この時薬液中のβ-hexosaminidase活性に変化はみられなかった。このことから、RBL-2H3細胞においても ABCC4はPGD2細胞外放出に寄与し、かつ脱顆粒とは独立した細胞外放出経路として機能していることを明らかとした。 【研究成果の意義・重要性等】芳香族カルボン酸を輸送基質とする輸送担体がH+勾配依存的PGE2輸送を担う可能性を示し、分子同定に有用な情報になるものと期待される。また、肥満細胞においてABCC4は脱顆粒に依存しないPGD2放出経路として機能し、アレルギーのみならずがん組織における血管新生抑制作用の発現に寄与する可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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