成年後見の社会化が与えるインパクト――自己決定支援を通した財産管理主体の変化
Project/Area Number |
16J04845
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | The University of Tokyo (2017) Sophia University (2016) |
Principal Investigator |
税所 真也 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任助教
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 成年後見制度 / 後見人 / 専門職 / ケア / 財産管理 / 社会学 / 市町村長申立て / 中間集団 / ケアの社会化 / 成年後見の社会化 / 専門職後見人 / 家族 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度,本研究課題を遂行する中で執筆した研究論文(査読付き学会誌)が一定の評価を受け,第4回福祉社会学会奨励賞を受賞した(「『成年後見の社会化』からみるケアの社会化――士業専門職化がおよぼす家族への影響」『家族社会学研究』28(2)号,2017年). また上記の研究をさらに発展させ,「ケアを通した財産管理の社会化――成年後見制度の利用の広がりのなかで」と題して,第90回日本社会学会大会で発表した(東京大学本郷キャンパス,2017年11月5日). さらに,石川県で成年後見に取り組む専門職団体等(北陸税理士会,金沢弁護士会,リーガルサポート石川,ぱあとなあ石川,石川県行政書士会,金沢権利擁護センター,社会福祉協議会,石川県厚生政策課などから構成される)から基調講演の依頼を受けて,「石川県成年後見制度連絡協議会 平成30年新春セミナー」(石川県成年後見制度連絡協議会主催)において,本研究のアウトリーチ活動を行った(ホテル金沢:会場「ダイヤモンド」,2018年2月13日). 以上のように,本研究を通して執筆した学術論文に対して一定の評価がなされ,さらに,当該研究をより進展させるため,学会発表を行った.加えて,それらの研究成果を学術界に留めず,広く社会に還元するため,アウトリーチ活動(基調講演)にも積極的に取り組んだ.これにより,フィールドワークを通して導かれた本研究の知見が,成年後見に取り組む専門家/実践家にとっても納得のいくものであり,有用であるとの認識を得ることができた.
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)