Project/Area Number |
16J06917
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
History of Europe and America
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
衣笠 太朗 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | オーバーシュレージエン / グルヌィシロンスク / 境界地域 / ドイツ史 / ポーランド史 / チェコ史 / 近現代史 / シュレージエン / 中東欧史 / シロンスク / ナショナリズム |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度においても、昨年度に引き続き「第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエンにおける分離主義運動」について研究を行った。本年度の成果は、主に以下の2点に分けられる。 ① ポーランドのヴロツワフ大学における在外研究:本年度における報告者の学術活動の中で最も重要なものは、主にポーランドにおいて実施した在外研究である。これは、報告者が2017年6月から2018年3月にかけて、断続的にポーランドのヴロツワフ大学を拠点として行ったものである。その期間中においては、第一に、同大学附属図書館において資料調査を実施し、報告者の研究テーマである「オーバーシュレージエンの分離主義運動」についての必須文献を多数収集した。第二に、現地の研究者との面談を実施した。特にヴロツワフ大学での受け入れ教員であるトマシュ・プシェルヴァ氏からは、多くの指導、コメント、助言を頂いた。第三に、ヴロツワフ大学歴史学部の主催する歴史学セミナーに参加した。これはヴロツワフ大学の学生・博士課程院生を対象として、ドイツにおいて実施されたものである。このセミナーを通じて、報告者の研究領域であるドイツ・ポーランド関係史、もしくは旧ドイツ東方領土と現在のポーランドないしはドイツ社会との関連に関する知見を多く得ることができ、非常に学ぶところが大きかった。 ② 博士論文・投稿論文の執筆:以上の活動と並行して、博士論文原稿の執筆も行った。当該年度において、博士論文の大枠が定まり、各章を構成する論考の執筆状況にも大幅な進捗が見られた。また、これまでの研究成果を論文にまとめ、査読付き論文雑誌に投稿している(現在、査読中)。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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