韓国近現代絵画における伝統表象――植民地期から朝鮮戦争期の活動を中心に
Project/Area Number |
16J10281
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cultural anthropology
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Research Institution | The Graduate University for Advanced Studies |
Principal Investigator |
松岡 とも子 総合研究大学院大学, 文化科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2017: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2016: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 韓国近現代絵画 / 伝統表象 / 韓国・朝鮮らしさ / アイデンティティ / 植民地 / 南北分断 / 朝鮮戦争 / 美術史 / 韓国 / 近現代 / 植民地研究 / 伝統 / 絵画 / 国際情報交換 |
Outline of Annual Research Achievements |
韓国近現代絵画における植民地期から解放以後のいわゆる伝統表象、「韓国・朝鮮らしさ」の表現について、初年度に続き、画家朴壽根(パク・スグン/1914-1965)、金煥基(キム・ファンギ/1913-1974)を対象に、出身地や居住地の交友関係、パトロンに関する資料調査を継続しつつ、1)作品・資料調査を行い、こうした調査結果を整理した2)口頭発表を中心に行った。そのほか、関連画家について整理した内容を3)その他の雑誌のコラムにて紹介した。 1)作品・資料調査…引き続き両画家の1945年の植民地解放以後から1960年代までの作品・資料調査のほか、それぞれの死後の評価を示す雑誌や新聞記事、展覧会などの関連資料調査を行った。金煥基と朴壽根について、伝統表象に関する画家の見解を示した執筆物、絵画作品、その他の社会的活動における発言をまとめたほか、同時代の画家や関係者の見解、絵画団体等の性質についても整理した。 2)口頭発表…朴壽根については、在韓アメリカ人のパトロンや展覧会企画者などの展示制作活動に直接的に関わってきた交友関係を整理し、対外関係の中でできる「韓国・朝鮮らしさ」の表現について朝鮮史研究会関西部会例会、国際学会AAS in Asiaにおいて発表した。金煥基については、南北分断、パリ滞在、ニューヨーク移住の各時期について、国内の政治的背景や海外経験の中で生まれる画家のアイデンティティの問いと制作モチーフについて、朝鮮史研究会全国大会、福岡アジア美術館における国際シンポジウムで発表した。発表の内容については、次年度以降に投稿論文として発表する予定である。 3)その他…朴壽根と金煥基について、雑誌のコラムにおいて生涯と重要作品を紹介した。また、口頭発表の内容について当該研究会の会報で報告を行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)