Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉江 徹 滋賀大学, 教育学部, 教授 (90135509)
村上 一三 鹿児島国際大学, 福祉社会学部, 教授 (70210002)
神山 保 滋賀大学, 教育学部, 教授 (50195690)
大山 政光 滋賀大学, 教育学部, 講師 (80332716)
高澤 茂樹 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (30268057)
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Budget Amount *help |
¥6,100,000 (Direct Cost: ¥6,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Research Abstract |
大学生にこれまで習ってきた数学について聞くと,次のような学習像が浮かび上がる:教員から与えられた問題を教員から教えられた解き方で,生徒が解答し,その答えを教員が評価する。ところが,実際の科学研究の流れは, 問題の発見→モデル化→数学的処理→一応の解決→新たな問題の発見→… と続いていく。つまり,生徒は上の図式の一部である,数学的処理だけを練習していることになる。しかし,創造性,論理性の涵養,そして,理数科目への学習意欲を持たせるためには,上記の科学研究の流れを経験することが重要であるとの観点から,中等教育における教材の開発を目指した。そのためには身近にある問題の発見から出発するのが,適当であると考え,理科・数学を融合した教材の開発に着手した。 [実践の記録](1)滋賀県立彦根東高校SSクラス,2006/9/6,13,20 (2)滋賀県立虎姫高校 招聘講座,2006/12/20 (3)滋賀大学教育学部附属中学大学訪問学習,1年生,2006/8/31 (4)守山市立守山中学校3年数学集中選択,2006/9/14,2007/1/17 実践の内容,評価を,研究成果報告書として作成した。
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