アニメーション教材を活用した生命科学教育支援と脳・神経科学の接点
Project/Area Number |
17011066
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
渡辺 淳 関西医科大学, 医学部, 助教授 (40148557)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 久夫 関西医科大学, 医学部, 教授 (00142373)
片岡 洋祐 大阪市立大学, 医学部, 講師 (40291033)
灰田 宗孝 東海大学, 医学部, 教授 (20208408)
原 臣司 藤田保健衛生大学短期大学, 教授 (90269671)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥8,000,000 (Direct Cost: ¥8,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥4,200,000 (Direct Cost: ¥4,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
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Keywords | 科学教育 / 生体生命情報学 / 脳・神経 / ネットワーク / アニメーション / 教材 / インターネット / 神経科学 |
Research Abstract |
1.平成17年度から作成を進めてきた教材作成のレビューおよび修正作業を実施した。また、それらの教材に、17年度から継続中の「学習(作業)時と疲労回復過程における機能局在変化の脳機能イメージングによる可視化」の成果を反映させるとともに、ガイド機能として映像中へのテキスト提示機能と音声解説を追加し、教材名「神経-情報を伝えるしくみ」としてWebサーバからインターネットに公開した(URL http://image2.kmu.ac.jp/risu/nerv/)。18年度に公開した教材は、「神経刺激の伝わりかた」、「神経細胞の構造」、「大脳皮質の錐体細胞」、「小脳のプルキンエ細胞」、「樹状突起」、「樹状突起と軸索:ネットワークの形成」、「活動電位の発生」、「無髄神経での刺激の伝達」、「有髄神経での刺激の伝達」、「シナプスでの刺激の伝達」の計10本であり、内9本については利用する教員および児童生徒が改変可能なように、ソースコードについても公開した。 2.脳機能イメージングの教材客観評価への利用の可能性、特に、光トポグラフィーとFunctional MRI/PETの間の像の相関性と解釈上の注意に関しては、ミニシンポジウムを開催するとともに、領域での会議等において関連課題の研究者への周知を図った。 3.公開済のアニメーション/静止画教材を「自己で考え、探して調べる」ことに対応した形に改変・連携・統合して総合的生命科学教材とした。また、日本生理学会教育シェアリンググループの「一歩一歩学ぶ生理学」サイト(http://www.physiologyl.org/)に本研究で開発したWebモジュールを提供し、連携させた。さらに、上記の教材を含めて、おもに中学・高校教員を対象とする「生徒の能動学習支援」のための資料を作成し、静岡県の中学校教員有志20名とともに研修会をおこなった。
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Report
(2 results)
Research Products
(13 results)