Project/Area Number |
17401038
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Cultural anthropology/Folklore
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Research Institution | Aichi Prefectural University |
Principal Investigator |
INAMURA Tetsuya Aichi Prefectural University, 文学部, 教授 (00203208)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
YAMAMOTO Norio 国立民族学博物館, 名誉教授 (90111088)
KAWAMOTO Yoshi 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (00177750)
OYAMA Shiich 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (00322347)
KARIYA Yoshihiko 専修大学, 文学部, 准教授 (70323433)
SUGIYAMA Saburo 愛知県立大学, 国際文化研究科, 特任教授 (40315867)
UZAWA Kazuhiro 東亜大学, 人間科学部, 准教授 (60341252)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥14,910,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥1,710,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2007: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥4,600,000 (Direct Cost: ¥4,600,000)
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Keywords | 文化人類学 / 遺伝学 / 環境 / アンデス / 家畜種 / 野生種 / 牧畜 / 狩猟 / リャマ / アルパカ / ビクーニャ / 遺伝子 / 家畜化 / ラクダ科動物 / ドメスティケーション / 家畜 / 野生動物 / 遺伝 / 中央アンデス / チャンカイ / mtDNA / ペルー / ブータン / ネパール / グアナコ / ミタン |
Research Abstract |
研究代表者らはこれまで中央アンデス、ネパール・ヒマラヤ山岳地域などで共同研究を重ね、高地環境における牧畜文化の研究を蓄積してきた。アンデス高地の研究から、リャマ・アルパカ牧畜の特徴として、(1)定住的であること、(2)乳を利用しないこと、(3)農耕との結びつきが強いこと、などを明らかになった。これらの特徴は相互に関係し、低緯度の高地に位置する中央アンデスの自然環境、生態学的条件と関係している。そして、アンデスには2種類のラクダ科野生動物ビクーニャとグアナコも生息している。アンデスの家畜種アルパカと野生種ビクーニャの遺伝的近縁性が解明されたことから、その両種の生態を把握することの学術的意義が明確になり、他の地域では困難な「家畜と近縁野生種の同一地域における共時的・通時的研究」がアンデスでは可能となった。そこで、本研究では、ラクダ科動物の家畜種と野生種に関する遺伝学的な分析をさらに精緻化すると共に、それらの生態、牧畜システムの実態をさらに検証し、また、より精度の高い自然環境に関するデータを踏まえて、野生種と家畜種、狩猟と牧畜、動物と農耕などの相互関係、ドメスティケーション等に関わる研究を推進し、新たな知見を得た。また、今後のドメスティケーション、牧畜成立過程、古代文明形成プロセスなどに関する新たな研究への基礎を構築することができた。
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