Project/Area Number |
17652066
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Foreign language education
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Research Institution | Seitoku University |
Principal Investigator |
島岡 丘 聖徳大学, 人文学部, 教授 (20015382)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
城生 伯太郎 (城生 佰太郎) 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (40014857)
三上 司 茨城キリスト教大学, 文学部・現代英語学科, 教授 (20157449)
湯沢 伸夫 高崎経済大学, 経済学部, 助教授 (00220525)
宮崎 佳典 静岡大学, 情報学部, 助教授 (00308701)
J.I. Berman (BERMAN Jon) 聖徳大学, 人文学部, 講師 (50295424)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 英語音声学 / IPA / 近似カナ表記 / JohnC.Wells / 発音記号IPA+ / 10段階100項目 / 英英和辞典 / 3・3四角形 / 発音記号 / 英語発音資格講座 / 英語発音の最低ノルマ / John C.Wells / 留学生 / 綴り字発音 / 発音測定法 |
Research Abstract |
英語が使える日本人の育成という文部科学省のテーマに賛同し、「英語が使える日本人のための発音指導」というプロジェクトを上記の期間で進めた。 発音指導の理論的背景は英語音声学であるので、そのメッカ的存在であるロンドン大学音声学・言語学科に足を毎年運んだ。同学科の主任John C. Wells教授、及び音声学専門のM. Ashby教授の両氏に面接を申し込み有益な情報を得た。印象に残っているのは中国からの留学生は発音記号を読めるのに日本からの留学生は発音記号を読めないということだった。 第2年目はJohn C. Wells教授に日本にお呼びし、聖徳大学で英語音声学の講義をしていただいた。teach-erの音節境界など、今後の発音表記(IPA+表記法)に大変参考になった。 発音記号は日本の中等教育で教えていないのは、自立的学習者を育成する上で大きな障害になり得るので、英語発音練習帳を作成した。その内容は文部科学省検定教科書1巻Sunshine English Courseの本文をIPAで表記ており、学習者はそれを普通の正書法に直す練習を行うことにした。 発音指導には到達目標が必要であり、それは筆者が英語音声学者のレディング大学Peter Roach教授と作成した10段階100項目を含めた小冊子を発行した。さらにこれまでの英語教育の教室でいつも学習者の困難点である弱点リストを1冊の本にまとめ、現代英語の発音辞典-発音のコツとクリニックという題で発行した。 確立した自信の持てる発音を基盤として、英語の基本2000語を従来の英和方式でなく、近似カナ表記で発音を示し、定義を英語で表現できるために、Cambridge International Oictionary Of Englishに準拠して、英英和辞典を発行した。 以上の研究の結果、卒業論文を近似カナ表記を選んだ国立の大学生、近似カナ表記をクラスで実験してくれた学会のメンバーなどがさらに音声指導の有効性を追求する結果になっている。今後はさらに研究を深め、3・3四角形など日本語との繋がりによって英語がより自信をもって使える日本人を育成していきたいと思う。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)