Project/Area Number |
17710123
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social systems engineering/Safety system
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
鈴木 輝好 Hokkaido University, 大学院・経済学研究科, 准教授 (90360891)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 金融工学 / ファイナンス / 保険 / 生命保険 / 消費投資問題 / 地震危険 / フィナンシャルプランニング / クレジットリスク |
Research Abstract |
本研究の目的は,個人消費者の視点から,(i)生命保険の価格付け問題および(ii)保険加入計画問題を解くことである.まず,生命保険会社のデフォルトリスクを考慮し,生命保険会社の負債である企業年金保険の価格付けを行った論文「保険会社のデフォルトを考慮した企業年金保険の価格付け」を公刊した.生命保険会社が取り扱っている企業年金には額面保証や利率保証さらには特別配当,成果配当といった仕組みがある.本論文は,これらの仕組みをどちらか-方が行使可能な無期限アメリカン・プットオプションと無期限アメリカン・コールオプションの組み合わせとして定式化し,企業年金保険の価格を解析的に導出した.また,個人の生命保険への加入問題を消費と資産運用のバランスから扱った論文「共働き世帯の投資と消費および生命保険加入に関する最適計画」を発表した.本論文では,世帯主に加えて収入のある配偶者についても考慮し,世帯の投資と消費および生命保険加入に関する最適計画を解析的に導出した.簡単な数値例から,いくつか常識と異なる結果を得た.例えば,リスク回避度に依存するとはいえ,収入のある二人が世帯を形成する場合,相対的に将来収入の小さい個人は,たとえ十分な収入を得ていても生命保険ではなく年金(生存保険)に加入する戦略が最適であることが示された.さらに,家屋を保有する家計の資産運用問題を地震危険の下で扱った論文「地震による家屋の損壊と家計の最適消費投資計画」を発表した.保険加入問題と資産運用問題を同時に解き,保険コストの存在が家計に与える影響を分析した.
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)