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ニホンザルにおける個体群動態:密度効果と群間・群内競合の検討

Research Project

Project/Area Number 17770211
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Anthropology
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

杉浦 秀樹  Kyoto University, 霊長類研究所, 助教 (80314243)

Project Period (FY) 2005 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywordsニホンザル / 個体群動態 / 密度効果 / 群間競合 / 群内競合
Research Abstract

ニホンザルの個体数の増減に与える密度効果ならびに、群間・群内の競合の強さと個体群密度との関連を検証するために、以下の研究を行った。
1、頭数調査
屋久島・西部海岸域に生息するニホンザル10群を対象に頭数調査を行い、群れごとの個体数の変動を把握した。うち、7群では、成体メスは個体識別しており、個体レベルでの詳細な個体群パラメーターを調査することができた。残りの3群は、個体レベルでの調査が困難であったため、数回のカウントを行い、群れの性・年齢別の頭数、出産数を推定した。また、群れの識別に必要な個体識別のためにビデオ撮影も行い、データとして整理した。また、屋久島西部海岸地域の広域調査を行い、出産率の推定を行った。両者の結果は、良く一致しており、今年は、全体的に見るとやや低い出産率だった。
また、20年間に渡って調査の続いている金華山島でも調査を継続し、個体の消失、出産、生存に関して、個体レベルのデータを収集した。
2、個体群密度の推定
集中的な調査の行われている群れの行動域をGISを用いてデジタル化した。このデータを用いて、各群れの行動域を算出し、上記の頭数調査のデータと合わせて、個体群密度の推定を行った。屋久島西部地域は、やはり、日本で最も高密度にニホンザルが生息していることが明らかになった。
3、データベースの構築
これまで蓄積された、個体数に関するデータをデータベースに入力した。このデータを用いて、過去10年間の個体数の変動を数値化し、発表準備をしている。

Report

(3 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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