Project/Area Number |
17791019
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Anesthesiology/Resuscitation studies
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
黒田 昌孝 群馬大学, 大学院医学研究科, 助手 (30375555)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | CGRP / cAMP / プロポフォール / 血管拡張作用 / G蛋白 / アデニレートシクラーゼ / Forskolin / SK-N-MC細胞 / カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP) / アドレノメデュリン / 揮発性麻酔薬 / Pithed rat / 陽性変力作用 / 心拍出量 / 末梢血管抵抗 |
Research Abstract |
カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は強力な血管拡張作用を有し、ショック、心不全患者などにおいて血中に分泌される。作用機序は、G蛋白共役型の受容体に結合し細胞内cAMP産生を介して作用する。これまでに、揮発性麻酔薬であるセボフルランおよびイソフルランがCGRPによる血管拡張作用を抑制し、その抑制部位はGs蛋白にあることを報告した。 (目的)日常使用頻度の高い静脈麻酔薬であるプロポフォールが、CGRP受容体を介する細胞内情報伝達におよぼす影響を検討するため,内因性のCGRP受容体を有するヒト神経芽細胞腫由来の培養細胞(SK-N-MC)をCGRPで刺激し、cAMP産生におよぼすプロポフォールの影響を検討した。 (方法)細胞懸濁液(5×10^5)に0.5mM 3-isobutyl-1-methykanthine(IBMX ; PDE inhibitor)を加え、プロポフォール(1,10,100μM)を37℃で10分間前処置後、CGRP10^<-7>MまたはForskolin(FSK; adenylate cyclase activator)10^<-6.5>Mを投与し、15分間インキュベーションした後に細胞内cAMPを抽出し、ラジオイムノアッセイで測定した。 (結果)CGRP投与後、細胞内cAMPは増加した。プロポフォールは、濃度依存的にCGRPによる細胞内cAMPの増加を抑制した。一方、FSK投与後、細胞内cAMPは増加したが、プロポフォールは、FSK投与による細胞内cAMPの増加には影響しなかった。 (結論)プロポフォールはCGRP受容体を介する反応を抑制する。その抑制部位は、アデニレートシクラーゼより上流に存在する。
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