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いじめ観の変容を目指した総合的な学習の時間と特別活動のクロスカリキュラムの開発

Research Project

Project/Area Number 17H00117
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教科教育学Ⅰ(文科系)B
Research InstitutionOsaka Kyoiku University

Principal Investigator

四辻 伸吾  大阪教育大学, 附属平野小学校, 主幹教諭

Project Period (FY) 2017
Project Status Completed (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥560,000 (Direct Cost: ¥560,000)
Fiscal Year 2017: ¥560,000 (Direct Cost: ¥560,000)
Keywords小学生いじめ観 / 自尊感情 / クロスカリキュラム
Outline of Annual Research Achievements

【研究の目的】
本研究はいじめ観の変容を目的とした総合的な学習の時間と特別活動のクロスカリキュラムを開発し, その効果の検証をすることを目的とする。
【研究方法】
大阪府下の小学校における5年生105名に対して, 「これまで知らなかった自分自身を発見する活動」を行い, その事前事後で「いじめ」に対する考え方(いじめ観)を尋ねる質問紙, 「自尊感情」を尋ねる質問調査を行い, 取り組みの効果について検証した。この効果に基づいて, 「これまで知らなかった自分自身を発見する活動」の取り組みについて, 「総合的な学習の時間」及び「特別活動」における学習指導要領上の目的や活動内容をふまえて, それぞれの時間におけるクロスカリキュラムを構築する。
【研究成果】
「自分自身を発見する活動」については, 学習指導要領の「総合的な学習の時間」の章で示されている「探究的な学習の過程」をふまえ, 子どもたち自身がどのような学習を行えば「これまで知らなかった自分自身を発見する」ことができるかと考えていくという流れで学習展開を進めた。子どもたちからは, 「自分自身のことを知るためにはやはりお互いのことを知らなければならない」という意見が出たため, 学習指導要領「特別活動」の章で示されている「望ましい人間形成」の視点をふまえて, グループ単位で自己紹介やお互いのインタビューなどの学習を進めていった。また取り組みの前後にそれぞれ「自己紹介ポスター」を書くことで, 取り組み後にどれだけ新しい視点で「自己紹介」ができるようになったかについて比較を行った。
この結果, 取り組み後において「いじめ」に関してより鋭敏な感覚を持ち, 「自尊感情」についても高まりが見られた。これを受け「自分自身を発見する活動」について, 「自分と友達について知る」活動を「総合的な学習の時間」及び「特別活動」の各カリキュラムの中に, 「クロスカリキュラム」として位置づけることができた。

Report

(1 results)
  • 2017 Annual Research Report

URL: 

Published: 2017-04-28   Modified: 2018-12-20  

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