• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

体ほぐし運動における『身体や動きを媒介としたコミュニケーション能力』の育成

Research Project

Project/Area Number 17H00125
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教科教育学Ⅰ(文科系)C
Research InstitutionOchanomizu University

Principal Investigator

君和田 雅子  お茶の水女子大学, 附属中学校, 教諭

Project Period (FY) 2017
Project Status Completed (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥560,000 (Direct Cost: ¥560,000)
Fiscal Year 2017: ¥560,000 (Direct Cost: ¥560,000)
Keywords身体や動きを媒介とした言語活動 / 訊き合い / よく見る 合わせる
Outline of Annual Research Achievements

○研究目的
現行の学習指導要領においては「言語活動の充実」が強調されていた。体育授業における言語活動とは、「言語」のみの活動をいうのだろうか? 体育科において尊重されるべきは「話し合い」の言語ではなく、体育の身体言語の「訊き合い」であり、その学び合いである。一人では学びが成立しないという前提に立ち、中学生になって最初の「体つくり運動」において、つけさせたい力を絞り、適切に運動アナロゴンを積み重ねて、深め得る内容と方法の開発を行った。自分自身の身体と他者との関係性、時間、空間、力の感覚を学ぶことや、そこでどう感じ、お互いに深め合えるかを学ぶ機会となるような「体つくり運動」単元の開発および実践研究を行った。
○研究方法
本校生徒の特徴として、球技系の種目に不可欠な、ボールを扱う一連の動作を苦手とする生徒がみられる。また、ボールを扱うということは少なからず友達や仲間、他者との関わりを意識して動くということであり、お互いの気持ちやタイミング、様子を「よくみて」「あわせて」動くことが肝要と考えた。これらを考慮して、1年生では、「あなたとわたしと○○と」というテーマで、二人組から四人組の少人数グループで、まずはからだひとつで動きを「合わせる/ずらす」から始め、次第にものを使っての関わり、新聞紙ボールを使っての基本的な動きでの関わりに発展させ、球技系の種目、またその他の領域にも応用できるウォーミングアップにつなげられるように計画した。毎時間、教師行動、生徒の活動を映像およびICレコーダーで記録し、振り返りを行った。
○研究成果
映像と発話分析より、いくつかの問題点が見いだされた。扱いが容易な新聞紙であるが、次々と早急に課題を発展させてしまうと、所々躓きが見られる。この単元は単なるコーディネーショントレーニングではなく、あくまでも「あなたとわたし」の関係性、身体や動きを通した訊き合いを育てたい。お互いに集中して感じ合って動くことをもっと深める学びのために、どのような単元内容を選択し、配列すれば良いかを今後更に考える必要がある。

Report

(1 results)
  • 2017 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2018 2017

All Presentation (1 results) Book (1 results)

  • [Presentation] 「身体や動きを媒介とした言語活動の充実」を主目的とした体つくり運動の授業実践~「あなたとわたしと○○と」ひと・ものと関わって2018

    • Author(s)
      君和田雅子
    • Organizer
      臨床教科教育学会
    • Place of Presentation
      東京学芸大学
    • Year and Date
      2018-01-06
    • Related Report
      2017 Annual Research Report
  • [Book] 子どもの未来を創造する体育の「主体的・対話的で深い学び」第4章12執筆2017

    • Author(s)
      鈴木直樹, 成家篤史, 石塚諭, 阿部隆行編
    • Total Pages
      2
    • Publisher
      創文企画
    • Related Report
      2017 Annual Research Report

URL: 

Published: 2017-04-28   Modified: 2018-12-20  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi