探求型授業における、映像化を取り入れた評価基準の有効性の検証
Project/Area Number |
17H00140
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育学Ⅰ(文科系)C
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
森田 祐介 大阪教育大学, 附属池田中学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2017
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥580,000 (Direct Cost: ¥580,000)
Fiscal Year 2017: ¥580,000 (Direct Cost: ¥580,000)
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Keywords | 映像化 / 評価 / プレゼンテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
【研究目的】 保健体育科において探求型授業における, 映像化を取り入れた評価基準の有効性の検証をするために実技テスト結果に評価基準を組み込んだ映像化手法の開発し, 上記研究を実践し探求型授業における評価方法の確立を検証する事を目的とする。研究を実践する事により, グループ実技の評価が難しいと言われている現状がある中, 評価方法を定めることができ, 評価者と生徒側が受ける評価の感じ方の差といった課題を解消し, 評価者にとっても生徒側にとっても有効な評価につながると考えられる。 【研究成果】 上記研究の実技テスト結果に評価基準を組み込んだ映像化手法の開発について, 単元時間内で各グループが実技内容を撮影し, パソコンでデータ編集し, 映像化したものを大型スクリーン用いてプレゼンテーション形式で生徒自ら発表させ全体共有を図る計画で実践を行った。保健体育だけでなく総合・学活の授業などでも同じ意図で行った。生徒が映像化することがやはり難しく思い、教員が見本映像を使用しながら進めていく事が効果的であると実感した。撮影や簡単な編集までは行えるが、それを評価と結びつけることは「パソコンの編集能力」が関わってくるので, 実技評価としては切り離す必要があると考えられる。しかし全体共有(大型スクリーン)を用いて共有し、生徒内プレゼンテーションや生徒内評価するまでなら十分実践していける範囲でもあった。 【研究発表】 平成29年度大阪教育大学附属学校間研究交流会において, 「つなぐ力」をもった子どもの育成~課題解決型学習を通して~の中で発表を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
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