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電気自動車競技向け車両キットの開発運用による実践的教材の研究

Research Project

Project/Area Number 17H00350
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 工学Ⅰ(機械系)B
Research InstitutionSuzuka National College of Technology

Principal Investigator

真伏 利史  独立行政法人国立高等専門学校機構鈴鹿工業高等専門学校, 教育研究支援センター, 技術職員

Project Period (FY) 2017
Project Status Completed (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2017: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Keywords小型電気自動車 / Ene-1GP / キットカー
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、自作車両による小型電気自動車レースに出場する車両において、専門的な技術を持たない人でも製作可能な車両キット(キットカー)の開発を目的とした。該当レースには多くの高校、高専、大学、専門学校が参加しており、学生の手による車両製作やレース参戦は大変有意義な教育機会となっている。しかしながら車両の製作には、カーボンファイバーやガラス繊維の取り扱いやアルミ溶接など、特別な技術や環境が必要な物が多数であり、新規参入には技術面での課題が大きくあった。本研究により設計製作した車両は、カタログ等で購入可能な部品のみを用いる事でその課題を解決する物であった。
本研究では鈴鹿サーキットで開催される「Ene-1GP」の車両規定に適合したマシンを設計・製作し、車両運用(組立・整備・運行)の容易性を確認するため近隣中学校と提携しての「Ene-1GP」へ参加を行った。結果、本研究で設計製作した車両が小型電気自動車レースに参戦可能な性能を持ち、また中学校の部活動程度の環境や技術での競技への参加が可能である事を確認できた。
以下、設計製作した車両の概要を示す。車両のフレームは「株式会社ミスミ」から販売されているアルミフレーム「HFS-2020」を基本として構成した。本アルミフレームは長さを指定して購入する事ができ、同社から販売さている専用ブラケットと汎用ネジを用いて、六角レンチのみで組み立てが可能である。次にモーターやタイヤ等の機構部品は、小型電気自動車レース車両の専門店「ZDP SHOP」から販売されている物を用いた。また、配線、ブレーカー、スイッチ、コネクタ、ネジ、ブレーキ、電流計、電池、電池ケースなどの部品は「株式会社ミスミ」「株式会社モノタロウ」「RSコンポーネンツ株式会社」から購入した。本車両を製作するにあたり「株式会社ミスミ」で購入したアルミ板の穴あけ及びネジ切り加工が必要となったが、ハンドドルやボール盤(ホームセンターで1万円程度)の比較的手配し易く取り扱いも容易な電動工具で加工が可能であった。また、カウル(外装)はホームセンター等で販売されているプラダンを用いて製作した。

Report

(1 results)
  • 2017 Annual Research Report

URL: 

Published: 2017-04-28   Modified: 2018-12-20  

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