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アクティブラーニング環境向上のためのWi-Fi利用状況を観測する機器の開発

Research Project

Project/Area Number 17H00374
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 工学Ⅱ(情報系)B
Research InstitutionNational Institute of Technology, Toyama College

Principal Investigator

小泉 敦  国立高等専門学校機構富山高等専門学校, 技術室, 技術専門職員

Project Period (FY) 2017
Project Status Completed (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥550,000 (Direct Cost: ¥550,000)
Fiscal Year 2017: ¥550,000 (Direct Cost: ¥550,000)
KeywordsWi-Fi / アクティブラーニング
Outline of Annual Research Achievements

研究目的
富山高専では、アクティブラーニングの一環でLMS(学習管理システム)を活用した授業や学生の自主学習を促進するためにWi-Fiアクセスポイントを教室・実験室に設置しているが、Wi-Fiネットワークの安定供給に大きな課題がある。
Wi-Fiネットワークの利用状況を観測するために、安価でメンテナンスフリーなWi-Fi用の電波観測機器を開発し、観測データを定量的に評価解析することにより1. 電波干渉を改善し、安定したWi-Fi環境を実現することおよび 2. アクティブラーニング環境を向上することを目的とする。
研究方法
アクセスポイントおよびクライアント端末が発するWi-Fi用の電波をリアルタイムに観測する小型・省電力機器を小型コンピューターボードとWi-Fiアダプターを組み合わせて開発し観測対象の部屋に配置して観測データを時系列も含めてデータベース化する。アクセスポイントの電波強度(干渉状況)だけでなく、クライアント端末も観測し、曜日や時間帯毎の利用者数の推移も蓄積し、評価解析する。
研究成果
開発した観測機器を利用者が多い図書館に設置して一定期間観測を行ったところ、図書館の利用者が多い時間帯に、クライアント端末も多く検出されているなど、クライアント端末の観測に成功した。
また、観測場所に設置されているアクセスポイントの他、ポータブルWi-Fiルータや携帯電話のテザリングによるものも観測しており、Wi-Fi環境の安定化のために必要な情報を得られている。
今後、観測機器をWi-Fiネットワークが不安定な場所に設置し環境改善に取り組む他、本研究で確認できたクライアント端末を検出する技法の応用を検討している。

Report

(1 results)
  • 2017 Annual Research Report

URL: 

Published: 2017-04-28   Modified: 2018-12-20  

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