急激な気候変動の大気中二酸化炭素濃度への依存性の解明
Project/Area Number |
17H00778
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Environmental dynamic analysis
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
阿部 彩子 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (30272537)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉森 正和 北海道大学, 地球環境科学研究院, 准教授 (20466874)
齋藤 冬樹 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 統合的気候変動予測研究分野, 技術研究員 (60396942)
Greve Ralf 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (90374644)
川村 賢二 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (90431478)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2018-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥42,640,000 (Direct Cost: ¥32,800,000、Indirect Cost: ¥9,840,000)
Fiscal Year 2017: ¥16,510,000 (Direct Cost: ¥12,700,000、Indirect Cost: ¥3,810,000)
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Keywords | 環境変動 / 古気候モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究、基盤研究A「急激な気候変動の大気中二酸化炭素濃度への依存度の解明」では、数千年周期で繰り返す急激な気候変動について、 大気海洋結合モデルを用いて再現し、大気中二酸化炭素濃度を変化させて気候と深層海洋循環の定常応答を調べる感度実験を行い、急激な気候変動が起こりやすい条件を明らかにしようとすること、 そして、氷期から間氷期への移行における大気・海洋・氷床の相互作用を複数のモデルの結合により再現し、過去150万年の氷期サイクルの卓越周期が4万年から10万年に移り変わった原因やプロセスを提示することを目指している。 H29年の2ヶ月で、大気海洋結合モデル(MIROC)と氷床モデル、植生モデル、海洋炭素循環モデルを統合的に用いた数値実験に着手した。 また、大気海洋結合モデルを用いて再現し、大気中二酸化炭素濃度を変化させて気候と深層海洋循環の異なる応答を調べる感度実験を数多く実行している段階である。 今後の研究目標は、基盤研究S「過去の大規模な気候変動における氷床・海洋・気候の相互作用の解明」(代表阿部彩子)で達成していく予定である。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)